福岡県久留米市の「高良大社」にお参りしてきました。
筑後国の「一の宮」となっている神社になります。
「一宮(いちのみや)」というのは、ある地域の中で最も社格の高いとされる神社のことです。
また、筑後国というのは日本の旧国名(昔の都道府県的な)で福岡県は筑後、筑前、豊前で構成されています。
(豊前は現代の大分県も入ります)
なので、「高良大社」は筑後国の中で一番格式が高い神社ということになります。
ちなみに筑前の「一の宮」は「筥崎宮」と「住吉神社」の2つ、豊前の「一の宮」は大分県の「宇佐神宮」となっています。
入り口の鳥居。
とりあえず見て分かると思いますが、この階段はかなり足腰にきました。
ただし、ご心配は無用。
体が不自由な方、お年寄り、ものぐさな人のためにスロープカー(モノレール)が設置してありますので安心して参拝できます。
写真の左側に階段の手すりのようなものが見えると思いますが、それはスロープカーのレールです。
ただし、スロープカーには運行時間があり現時点では「9時〜15時」とのことですのでお気をつけて。
絶対に使用するという事情があるなら先に電話なりで問い合わせたほうがよいかと思います。
階段を登りきって1枚目とは逆に上から下を写したところです。
このときはもう肩で息してました。
ただ、久留米は高さのある建物がないため、晴れ渡る日の景色はキレイで久留米の街が一望できました。
拝殿正面なのですが、まあ運がよいのか悪いのか「川渡祭(かわたりさい・別名へこかきまつり)」の少し前の日だったこともあり、お祭り用の「茅の輪(ちのわ)」用の型?のような物が。
写真写り的にはちょっと運が悪くといったところです。
この「茅の輪(ちのわ)」くぐり、ご祈願(お祓い)を受けると、高良の神さまのお力によって災難をのがれ、大難を小難に、わざわいを福に転ずると昔から言い伝えられています。
本殿横から撮った写真です。
なんとなく個人的に様になった見た目だなと思ったので取りました。
神社というのは鳥居や、壁などには真っ赤な色を使うのですが、本殿などの建物には常に地味なというか厳かな色合いなんですよね。
そのへんのコントラスト(対照。対比。)の差がわかる一枚になったかと。
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