久留米の神社。筑後川のほとりで水の神様をお祀りする水天宮へ。

福岡県久留米市。水天宮にお参りしてきました。

ここは日本全国、(何故か)ハワイにまで存在する水天宮の総本社になります。

元々は源平合戦の最終決戦「壇ノ浦の戦い」のあと、平氏側にいて安徳天皇の母である高倉平中宮(たかくらたいらのちゅうぐう)に使えていた女官のお伊勢さんという方が建久初年(1190)に神様を祀ったのが起源となる神社です。

そんな由来などが書かれている看板。

その後、お伊勢さんは剃髪して名前を千代と改め、平知盛(とももり)の孫、平右忠(すけただ)を養子として、現在に至るまで子孫が代々宮司職をつとめておられるそうです。

なのでここの宮司さんは完全に平氏の方なんですね。

しかも平知盛(とももり)さんは、あの平清盛(きよもり)さんの息子さんなので、清盛さんの直系ということに。

歴史好きからするとなんかすごい人に思えてきます。

(戦国時代から江戸時代にかけて源平藤橘の氏や血筋なんか捏造し放題でしたので、こう割とはっきりとした形で清盛さんの直系という方はすごいと思います。実際の学者さんか何かが検証したのかは不明でありますが。)

朝一でお参りに行ったのですが、神社の方々が境内の掃除をされていました。その時の写真も撮ったのですが早朝は残念ながら曇り空だったので2時間ほどあとの写真のみ掲載しています。

早朝のメリットは人のいない神社を撮れることだったのですが今回は断念。

水天宮は水辺(筑後川)に在る水の神様として農業・漁業・船舶業者を司どり、合わせて子供の守護神、安産、子授の神としても人々の信仰が篤いご祭神はを祀っています。

筑後川の川原風景。快晴だとこの川原で散歩するなり、スポーツするなり、日光浴するなりなにしても気持ちよさそうでした。

また、水天宮境内は、月には境内を囲うようにさまざまな種類の梅の花が咲くようで、改めてその時期に伺いたいと思います。

水天宮についてさらにくわしくはこちらをクリックして下さい。

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