神社検定とは?
神道文化検定とも呼ばれ、神社本庁の監修のもと、一般財団法人日本文化興隆財団が主催している検定です。
神社や神道に興味・関心のある方に向け、正しい知識を身に着けてもらえるように始まった検定です。神社検定の受検区分は1級から3級まであり、3級が一番易しいです。
試験について
出題形式は4択マークシート方式全100問で、出題範囲は公式テキストと「皇室」という季刊誌です(「皇室」から出題は1級と2級のみ)。
公式テキストは10冊ほどあり、参拝などの正式作法・全国的な神社の由来・お祭りなど、基礎的なことが解説されているテキスト(神社のいろは)や、日本神話のあらすじと、その解説を集めたテキスト(神話のおへそ)などがあります。
公式ホームページで、各級に応じた出題範囲のテキスト類が示されています。
試験日は、例年6月上旬、申込受付期間は12月~5月です。
試験会場は、各都道府県の神社庁である場合が多いですが、神社や大学の場合もあります。ちなみに、令和元年の福岡の試験会場は太宰府天満宮でした。
合格率は、3級が約70%。1、2級は30~40%ほどです。
受験料(第8回神社検定、令和元年)
3級 4,900円(税込)
2級 5,900円(税込)
1級 6,900円(税込)
3級・2級併願割引 9,700円(税込)
合格者の特典
絵馬型認定証
成績と一緒に、郵送されます。この認定証は、伊勢の神宮の御用材となる長野県の木曽で育ったひのきを使用しているそうです。
合格者優待企画
神社めぐりツアーなど、各種合格者優待企画のご案内があります。
神社検定認定カード(有料)
希望者には、認定カード(塩ビ製))を発行しています。
神宮「初穂曳(はつほひき)」への参加(有料)
神宮神嘗祭に先立ち、伊勢で毎年10月15日に齋行される「初穂曳」に合格者限定で100名参加することが出来ます。
上記の他にも特典があります。詳しくは、公式ホームページをご覧ください。