今回は、朝倉群の割と山奥にある岩屋神社、同敷地内にあるいくつかの社に参拝しにいってきました。
この神社、山奥の「東峰村宝珠山岩屋キャンプ場」の隣にあり小さめの山をいくつかまたいで岩屋公園というくくりでの敷地内にある神社です。
岩屋公園の敷地を表示した看板があったのですが(下記画像)、まあ見ただけで広さがうかがえるものでした。
ただし、この看板を見た瞬間ジーンズできたことを後悔しました。
経験上この感じの神社はハイキング、登山の恰好が正解だったような、、、という考えが頭をよぎります。
そして公園の入り口ともなる鳥居をくぐって早速参拝へGO。
そして、案の定・・・
この公園、山の中に点々と社がいくつかあるのですが、半分以上がその姿をあら渡したときには見上げる形に登場します。
どういうことかというと、基本的にそこそこな長さの階段を登り切ったところにあるということです。
しかもまた階段もボロボロなところは段差の高さがばらばらで、滑ります。(参拝の折は靴もスパイク付きが望ましいかと)
あと手すりがない急な階段には代わりに上から1本長い鎖がたらしてあり、それを伝って登ります。
(それを使わないと足滑らして落ちたらちょっとした怪我じゃすまないようなところもあり)
一つ一つ社をめぐりましたが、鳥居をくぐって最初のほうに出てくる社はまだましなのですが、奥のほうにいくにつれてなかなかに過酷。
健康的で、元気いっぱいな人でないと正直全部回るのはきついと感じました。
神社についてはとても由緒のある神社でその起源は1500年ちかく前にまでさかのぼります。
西暦547年(明天皇8年)、光輝くものが天から岩屋の岩上に降ってきて、それを宝珠石と名付け岩屋神社のご神体として祀り神殿を作ったことがはじまりらしいです。
(それ完全に隕石じゃないですか!)
申し訳ないですが個人的にはご神体うんぬんよりも隕石として地球外の鉱石かもしれないというところに心が躍ってしまいました。
宝珠席は社の中に収められています。ただし、直接見ると目が潰れるという逸話もあり直接は見えないようになっております。
また、山中で修行をする修験道の行者「山伏(やまぶし)」の修行場のひとつでもあったとのことが後程発覚。
なら厳しい参道で当たり前かなとも納得したり。
残念ながら社務所的なものは見当たらず、御朱印は頂けませんでしたが行ってみれば良いハイキング参拝になりました。
今回は春先に出向いたのですが、おそらくこの神社秋のほうは綺麗な植物なども多く見られると思います。
更に詳しく岩屋神社のことを知りたい方はこちらから
※ちなみに朝倉市は去年の水害の影響がまだ各所に残っており河川に沿ってどこも工事中だらけで、神社に向かう際にはなかなか道路状況(片側通行の個所も多く)も厳しかったです。
河川に沿ってはだいたいどこも工事中で、新しく大規模な堤防なども建設中といった感じでしたが順調に復興に向かっている様子が見られました。