私たちがお参りする拝殿や、奥にありあまり見ることのできない本殿、
これらの建物ってそもそも何でしょうか。
こららの起源や役割について調べてきましたのでご覧ください。
昔から人々は固有の霊(神)というものを信仰していたそうです。
例えば、山にやどる霊や海にやどる霊、風の霊など、
色々な自然のものに対して霊が宿っていると信じられていました。
そして、その霊からお力を借りる際には供物を捧げ
祭事を行ってきました。
その祭事を行う度に場所を用意する必要があったため、
常に場所を用意しておこうといった考えから現在の神社へとなっていったそうです。
神社ができてから神さまは常に神社にいらしゃるようになりました。
ご存知の通り神社は神様が住んでいる場所です。
本殿とは神様の住まいとなります。
本殿の中には内陣と言われる神さまの御神体が保管されています。
拝殿は本殿よりも後にできています。
拝殿は祭祀(さいし。祭)を行うための場所ですが、
もともとそういった場所はなかったそうです。
昔の祭祀は本殿の前の祭場で行われていましたが、
次第に回廊や楼門、幣殿など場所ができました。
しかし小規模な神社にはそういった場所が設けることができないため、
それらの役割を一気に持たせたのが拝殿になるそうです。
いかがだったでしょうか。
今回本殿と拝殿について調べて、改めてそれらの役割について
再認識できまし、新たな発見もありました。
最古の神社である大神神社には本殿を持たないなど、
神社にも色々な種類があるようです。
今後調べてアップしていきますので、お楽しみに。