神社で使われるお祓い棒について解説します!

神社ではお祓いといって、厄年などに悪い気や厄災を取り除く儀式があります。

そのときに使われるアイテムとしてお祓い棒を見たことがある人もいるでしょう。白い紙のついた棒、まさにそれです。

そこで今回はお祓い棒について、解説していこうと思います。

お祓い棒の正式名称とは

お祓いの時に使う棒にも正式名称があり、大麻(おおぬさ)と呼ばれています。

大麻は、榊の枝や白木の棒の先に紙垂(しで)を付けたもののことです。
大幣(おおぬさ)とも呼ばれ、白木の棒で作ったものは祓串(はらえぐし)と言うこともあります。

また幣(ぬき)や御幣(ごへい)とよばれることも多い様です。

お祓い棒(大麻)に振り方

実は神主はお祓い棒を適当に振ってわけではありません。

振り方にも決まりがあり、お祓いするものや人に向かって左・右・左と順に振って使用するのが正しいやり方です。

お祓い棒を振ることによって、対象に集まっていた悪い気がお祓い棒に移ると言われています。

ただし、神社によっては振り方に違いがある場合があり、左・右・中のと振る神社もあります。

また振る際に音をたてたり、反対に無音になるようにする場合など様々です。

最後に

いかがだったでしょうか。

お祓い棒にも正式名称や振り方があることはわかっていただけたでしょう。

あまり考えてないことでも、深く考えると面白いことが多いので、神社に対する知識をもっとつけていくと、より興味が増し、楽しいですよ。

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