都市部の屋上神社はめずらしくない?

たまに話題に登る福岡市博多区の駅ビル「JR博多シティ」屋上に鎮座する「鉄道神社」。
こちらは四つの鳥居を構えている神社で、ご祭神は航海の御利益があるとされる同区の住吉神社から分霊されたものです。

それに対してあまり知られていない(メディアなどでとりあげられない)のが岩田屋本店の本館屋上に鎮座する稲荷大社分霊の神社。
商売の神様として有名な京都の伏見稲荷大社から分霊した神社で、1936年の岩田屋旧本館(現在の福岡パルコ)開業時に屋上に分社を設けたと言います。

また、旧岩田屋Z-SIDE(現在の本館)屋上にも同じく伏見稲荷からの分社がありましたが2004年に旧本館を移転する際、神様を移し1つに合わせたとのこと。

その他、三越屋上にも社があり、こちらは三囲神社(みめぐりじんじゃ)からの分霊。
三越を起こした三井家では、享保年間に三囲神社のある向島が、三井の本拠である江戸本町から見て東北の方角にあり、鬼門だったことと、三囲神社の“囲”の文字に三井の“井”が入っているため、「三井を守る」と考えられたために、三囲神社を江戸における守護社と定めたとのこと。

この分社は三越各店にあるらしく、銀座店(9階屋上)には社務所もあるとのこと。(御朱印とかもらえるのか?)

都市開発に伴い、神社があった場所に商業施設が造られた際、建物の上に「遷座」したとの説、商売繁盛のためにビルオーナーが誘致したという説などあるが大型商業施設などの屋上を覗いてみれば意外とどこにでも神社はあるのかもしれません。

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