祈年祭(きねんさい)について

福岡にある色々な神社を調べていますと、見たことのある行事の名前を目にすることがあります。ちょっと調べてみますと神社には共通して行われている儀式お祭りがあるんですね。
2月ということで今回は全国でも多くの神社で行われる祈年祭について調べてきました。

祈年祭とは

祈年祭(きねんさい)「としごいのまつり」とも言われ、毎年立春である2月に行われ、一年の五穀(米・麦・あわ・きび・豆)豊穣などを祈る神道の祭祀だそうです。
「とし」とは稲の美称であり、「こい」は五穀の豊かな稔りを祈ることを意味します。

祈年祭の歴史

元々は民衆が行う「田の神」への予祝祭でしたが、中国大祀祈殻の要素を取り入れ、律令国家祭祀として成立します。奈良時代からこの祈年祭が行われ、延喜式神名帳に記載される全国の2,861社に幣帛(へいはく。神前の供物)が供せられたそうです。
平安時代中頃になると天照大御神を主に祀る祭祀と認識されます。
室町時代後半の戦乱期には他の祭祀と同様に廃絶します。
その後明治時代の神祇官復興により再開され、重要な国家祭祀と位置づけられます。
第二次世界大戦後に日本の国家神道が解体されると、重要な国家祭祀ではなくなりましたが、現在でも祭祀として執り行われています。

福岡の祈年祭

全ての神社が祈年祭が行われているとは限らないようです。
ざっと福岡で行われている神社を調べましたので参考にしてみてください。

・櫛原天満宮
・髙良大社
・甲宗八幡宮
・宝満神宮寺
・護国神社
・香椎宮
・太宰府天満宮

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