神社について

ルーツ 諸説あるが、代表的な説としては、現在の奈良県に鎮座する大神神社(おおみわじんじゃ)に伝わる、紀元前91年(崇神天皇7年)からあるというもの。
国内での疫病が流行した際に設置した常設型の祭祀施設が日本最古の神社とも言われている。
種類 稲荷神社 = 穀物・食物・農業の神
天 満 宮 = 文学・詩文・書道の神
八幡神社 = 武運の神
信仰対象 神様(八百万の神)を祀る。 古神道では木や石を神聖なものと考え、ご神体が宿るご霊代として神聖視し、それぞれを神木(しんぼく)・石神と呼び、祀っているところも多い。

※ルーツである大神神社では本殿をもたず、拝殿の後ろに広がる三輪山そのものをご神体としている。

その他
  • 入口には鳥居を設置。
  • 守護 : 狛犬が設置されている(入口の両脇に対で置かれる。魔除け)
  • 聖域 : 注連縄(しめなわ)を用いて神域と外界を隔てる。周辺やご神体の近場に設置
  • 神主【(祝部:はふりべ)や神官などと呼ばれる】と巫女がいる

神主の資格(直階→権正階→正階→明階→淨階)と5段階に分かれる。
神主の職位(宮司・権宮司・祢宜・権禰宜)

※巫女の役割:神職の補助・祭礼での神楽や舞い。

  • 使 命:その土地の神様や風習を祀り、参拝者の祈願を神に伝えること。
  • その他:
    1. 社格制度をもつ(格式あり)。諸説様々あるものの現在の代表的なものとして「一の宮」(平安時代から鎌倉時代にかけてつくられた社格。
    2. 分別
      ⇒ 全国の神社は伊勢崎神宮を特別なものとして、大きく2つに分かれる。

      1. 氏神神社 = 現在住んでいる地域を護っている氏神様を祀る神社。
        • 血縁関係や同じ姓をもつ氏族(氏子)にて祀られる。
      2. 崇敬神社 = 個人の特別な信仰などにより崇敬される神社。
        • 代表的なものとしては靖國神社
          (国を守るために命をかけた英霊を祭る)