宇美八幡宮(うみはちまんぐう)- 糟屋郡

宇美八幡宮(うみはちまんぐう)について

福岡県糟屋郡宇美町にある神社で、安産の神として信仰されています。
御祭神は、應神天皇(おうじんてんのう)、神功皇后(じんぐうこうごう)、
玉依姫命(たまよりひめのみこと)、住吉大神(すみよしおおかみ)、伊弉諾尊(いざなぎのみこと)となっていいます。
社伝「伝子孫書」によれば、神功皇后が三韓征伐からの帰途に応神天皇を産んだ地に、敏達天皇3年に応神天皇を祀ったのに始まるとされています。「宇美」の地名も「産み」に由来するとのことです。
境内には、神功皇后が出産のときにすがりついたという「子安の木」、応神天皇の産湯に使ったと伝えられる「産湯の水」などがあり、境内末社・湯方殿の前には「子安の石」と呼ばれる拳大の石が納められており、妊婦は安産を祈願してこの石を持ち帰り、出産後は別の新しい石を用意して生まれた子供の名前、生年月日を記入してから返すという風習があるそうです。

境内の様子


立派な石柱ですね。


應神天皇のご生誕記念として、また安産祈願のため昔から崇敬されていると書かれています。


一休み。お店の中はテーブル席もあり、お茶やコーヒーお菓子を食べることができます。

初詣のときには屋台もあり多くの人々で賑わっています。
今回初めて初詣以外の様子を見たのですが、やはり子供連れの家族が多かったです。

手水舎。人がいない時は鳩が占拠していました。

見どころ

湯蓋の森・衣掛の森(クスノキ)
※天然記念物(国指定)。樹齢推定二千年以上。

子安の石と、湯方社の説明がこちら。


子安の石
玉垣を築きこぶし位の石が山ほど積まれています。
一つの一つの石を見ると子供さん達のお名前が、オーソドックスなものから宛字でちょっと色々と心配になるものまで。


湯方社になります。
社の中を覗きますとお水が湧き出ています。

宇美八幡宮へのアクセス

宇美八幡宮のアクセス方法は、車・バス・地下鉄が可能となっています。

無料駐車場が3箇所
・第一駐車場(鳥居に向かって左手)
・第二駐車場(歴史民俗資料館隣)
・第三駐車場(参道直進180m 宇美小学校前)

バスご利用の場合
・西鉄バス「宇美八幡前」下車すぐ

JRご利用の場合
・JR「宇美駅」下車 徒歩5分

住所
〒811-2101 福岡県糟屋郡宇美町宇美1丁目1−1番1号