鳥飼八幡宮(とりかいはちまんぐう)- 福岡市

令和4年12月に新しい社殿が完成

 概要

全国に2万社あるといわれている八幡神社ですが、中でも鳥飼八幡宮は最も歴史があるお宮の1つと考えられています。
古くから縁結びの神さまとして信仰されており、「縁むすびの宴」という神社婚活を毎月開催しています。

縁起

神功皇后が朝鮮半島から凱旋し、姪浜に上陸し都へと戻る途中、白いフクロウに導かれて、鳥飼村の平山という集落にたどり着きました。
鳥飼村の人々は皇后を厚くもてなしました。皇后はお腹の中の皇子(後の応神天皇)の将来を祝い、自ら村人の盃に酒を注ぎ、感謝の言葉をかけられました。
村長は異例の栄誉に感激しお宮を建て、御子の将来と村の繁栄を祈念しました。このお宮が1,700年の歴史を持つ鳥飼八幡宮の創建と伝えられています。

御祭神

応神天皇(おうじんてんのう)
神功皇后(じんぐうこうごう)
玉依姫尊(たまよりひめのみこと)

御利益

厄除
子安
縁結び

境内の様子


神社はたいてい、木々に囲まれています。神社を囲む森を「鎮守の杜」、「社叢(しゃそう)」と呼びます。

長寿と美肌の不老水

400年の長寿を全うした武内宿禰にちなみ「長寿」と「美肌」の水として親しまれていました。

黒殿神社

境内社です。御祭神は、神功皇后、応神天皇を補佐した家臣「武内宿禰(たけうちのすくね)」と、神功皇后をもてなした鳥飼氏の始祖「鳥飼黒主(とりかいくろぬし)」をお祀りしています。

千年蘇鉄

社務所前にある蘇鉄は、樹齢千年を超えるご神木。

神社へのアクセス

地下鉄をご利用の場合
唐人町駅 徒歩約5分

住所
〒810-0054
福岡市中央区今川2丁目1-17