概要
光雲神社(てるもじんじゃ)は福岡市中央区西公園にある神社です。
筑前福岡藩祖・黒田如水と、その息子福岡藩初代藩主・長政が祀られています。
福岡の桜の名所として知られる西公園にあり、52段の石段を登ると光雲神社があります。
歴史
1766年、6代目福岡藩主の黒田継高が長政を「武威円徳聖照権現」として、福岡城二の丸に祀る。
1871年、11代藩主長溥により小烏吉祥院跡に祠堂を建立する。
1875年、に県社に列格される。
1909年、西公園に再移転される。
1945年、福岡大空襲で全焼し、社殿や黒田家の所蔵品などが焼失する。
1966年、現在の光雲神社の姿へと再建される。
ご利益
・眼病予防
・病気平癒
・家内円満
・子孫繁栄
など
見どころ
・丹頂鶴(タンチョウ鶴)
拝殿の天井画には丹頂鶴が描かれています。
また、お賽銭を入れて参拝すると鶴の声が聞こえてきます。
丹頂鶴は昔から縁起の良い鳥とされています。
・母里太兵衛の銅像
黒田二十四騎の一人であった太兵衛の銅像が立っており、
右手には太兵衛の使用したとされる「日本号」、
台座には「黒田節」と言われる民謡の歌詞が彫られています。
・水牛の兜
長政が愛用した水牛の兜の像があります。
関が原の戦いの際、渡河してる最中、長政が乗った馬が足を滑らせたところ
柳の枝に兜の角が引っ掛かり、難を逃れたそうです。
境内の様子
桜の時期の境内はこちらをご覧ください。
神社へのアクセス
〒810-0061
福岡県福岡市中央区西公園13−1