名島神社(なじまじんじゃ)- 福岡市

概要

この神社は、福岡市東区、多々良川の河口北側、博多湾に面した高台に鎮座しております。「名島」という地名は、神功皇后の三韓への遠征の折に従軍将士の郷里姓名を名乗らせ乗船したことで、「黒津」が「名嶋」と呼ばれるようになり、その後「名島」になったと伝えられています。
また、名島神社(名島城跡)は桜の名所として有名で、多くの人で賑わいます。

縁起

4世紀ごろ神功皇后が、三韓への遠征の折にこの地より宗像三女神を拝し、 遠征の無事を祈られました。
その結果、新羅を討ち、百済、高句麗を帰服させ無事に帰還できたことから、祈願成就のお礼として宗像三女神を奉ったそうです。
その後、名島神社は神功皇后に纏わる由緒ある神社として、古来より、時の権力者が数多く参詣されています。
当初、神宮ヶ峯山頂にありましたが、天正十六年(1588年)に立花城の支城名島城が置かれ、築城の際に現在の場所へ移されました。

御祭神

宗像三女神(むなかたさんじょしん)
市杵嶋姫命(いちきしまひめ)
湍津姫命(たぎつひめ)
田心姫神(たごりひめ)

御利益

家内安全
無病息災
智徳伎楽(ちとくぎがく)
縁結び
安産守護
商売繁昌
交通安全

境内の様子

名島豊川稲荷神社

名島城跡


神社へのアクセス

西鉄バスをご利用の場合
名島バス停 徒歩15分

住所
福岡県福岡市名島1丁目26-1