石穴稲荷神社(いしあないなりじんじゃ)- 太宰府市

概要

太宰府市にある稲荷神社で、古くから博多商人の間で、「祐徳(ゆうとく)」(佐賀県鹿島市)、「大根地(おおねち)」(飯塚市)と並ぶ九州三大稲荷として信仰を集めています。

由緒等

詳しい文献や史料等はその殆どが消失して残っていませんが、明治年間の由緒書きや信者の方達の家々に伝わる伝承を総合すると、菅原道真公が太宰府に下られた際、道真公をお守りして一緒に京都から九州大宰府へ来られたお神様とする伝説が有力です。
しかし、幽玄な奥の院の磐座(いわくら)信仰の形態から、考古学的には更に古い年代よりこの地で神祀りが行われていたであろうとする学者の方々も多く、古代の息吹を感じる事の出来る貴重な神奈備の杜として、近年注目されています。
(境内の無料小冊子より抜粋)

御祭神

宇迦之御霊大神(うかのみたまのおおかみ)

御利益

五穀豊穣
商業繁栄
万病平癒
開運招福

境内の様子






奥宮(奥の院)に続く階段。奥に大きな穴があり、社名の由来と言われています。


神社へのアクセス

太宰府市石坂2丁目13番1号