平尾八幡宮(ひらおはちまんぐう)- 福岡市

概要

平尾の住宅街の真ん中に鎮座し,平尾の産土神(氏神・鎮守の神)として地域住民に親しまれています。

由緒等

平尾八幡宮は、慶長の始め(十七世紀前後)に創建の地、古宮より旧平尾村の北の小高い現在の場所にご遷座されたと伝承されています。ご祭神には八幡大神(応神天皇)、神功皇后(応神天皇の母神)、玉依姫命(神武天皇の母神)の三神を、お祀りし平尾の産土神(氏神・鎮守の神)として地域住民に崇拝されています。
当八幡宮の起源は社家の説では、始は旧平尾村の南へ五町(約五五0m弱)ほど旧高宮村に寄った場所に創建されました。その古宮の地は、仲哀天皇と神功皇后が熊襲平定・三韓遠征のため船で瀬戸内海を航行して九州に入られ那の大津に上陸して小憩された地と伝えられています。又天正の九州遠征の折、豊臣秀吉公も仲哀天皇と神功皇后の吉例にならいこの道を通られたと伝えられています。その場所にいつの時代からか里人が社祠を建て崇め祭るようになりました。
(境内の掲示板より)

御祭神

応神天皇
神功皇后
玉依姫命

境内の様子







神社へのアクセス

福岡県福岡市中央区平尾4丁目10