筥崎宮の概要
福岡県福岡市にある、別称筥崎八幡宮(はこざきはちまんぐう)と呼ばれる
京都府八幡市の石清水八幡宮、大分県宇佐市の宇佐神宮とともに三大八幡宮の一つです。
多くの人で賑わう放生会(「ほうじょうえ」 福岡では「ほうじょうや」と呼ぶのが通例)が有名で、
博多の人が誰もが認知している神社です。
入り口の大鳥居からは博多湾が目の前に見える程の海沿いにあります。
そこから南東へ真っ直ぐ700mの参道を歩くと拝殿が見えてきます。
放生会の期間中は周りの景色を見るのが難しいですが、
普段は散歩に丁度良い緑のある落ち着いた雰囲気です。
神社の由来
由来については所説あるそうですが公式サイトにて、
福岡県宇美町にお生まれになられた応神天皇(第十五代天皇)を主祭神として、
神功皇后、玉依姫命がお祀りされているとされています。
元寇の際に、亀山上皇が「敵国降伏」を祈願し、神門に「敵国降伏」の扁額が掲げられました。
(拝殿には「敵国降伏」を見ることができます。)
近代社格制度(神社を等級化した制度 神社の格を表す目安)にて、
明治4年(1871年)に県社として、明治18年(1885年)に官幣中社に、
大正3年(1914年)に官幣大社に昇格したそうです。
筥崎宮の見どころ
・七夕祭(7月7日)
御神前において大字揮毫を奉納し、国や博多の文化の発展・繁栄をお祈りします。
・放生会(ほうじょうや)(9月12日~18日)
博多三大祭りの一つとされており、参道に各種露店が並び、100万人が訪れます。
・三元祭(1月1日)
年の始め、月の始め、日の始めという意味で元旦に執り行う祭典。
境内の様子
筥崎宮へのアクセス
筥崎宮へは公共の交通機関を利用する際は、
地下鉄筥崎線箱崎宮前駅から徒歩で1分の距離です。
また車で行く際は、
国道3号線沿いの箱崎宮前に駐車場が設けられています。
〒812-0053 福岡県福岡市東区箱崎1-22-1