根拠は不確かだそうですが、陰陽道が由来とされ平安時代にはすでに存在しているものが、現在まで続く風習となっています。
厄年は人生のうちでも曲がり角にあたる年齢とされ、男性だと社会的に責任が上がる時期であり、
女性は子育てあるいは主婦として非常に多忙な時期になります。それゆえ、精神的・肉体的にも疲労が多くなり、
けがや病気が起こりやすいとされています。
男性
前厄 | 本厄 | 後厄 |
---|---|---|
24歳 | 25歳 | 26歳 |
41歳 | 42歳 | 43歳 |
60歳 | 61歳 | 62歳 |
女性
前厄 | 本厄 | 後厄 |
---|---|---|
18歳 | 19歳 | 20歳 |
32歳 | 33歳 | 34歳 |
36歳 | 37歳 | 38歳 |
本厄とは気を付けるべき年齢です。
また、その前後の年齢も注意すべきとされ、前厄は厄の前兆が現れるとされる年、
後厄は厄のおそれが薄らいでいくとされる年とされているそうです。
基本的な厄年は上のようになっていますが、
3歳も厄年になっていたり、女性は61歳も厄年とされていたりと、地域によって違うようです。
実際に厄払いするにはどうしたらよいの?と疑問に思うと思いますので、調べてきました。
いつ?
前厄の年に行くのも行くか、本厄の年に行くかは、本人次第です。
特に本厄の年ですと、元旦に済ます人が多いそうです。
場所は?
どこの神社でもよいです。近く神社に連絡し、時間なども確認するとよいです。
服装は?
基本的には普通の恰好でしたら大丈夫です。
スーツだとよりベターとされているそうです。
料金は?
相場は5000円程だそうです。
厄払いの他に、厄除けとし身に着けると良いものがあるそうです。
「長いもの」「七色のもの」「うろこ模様」といったデザインは良いとされていて、
例えば女性ですと、マフラーやネックレス等を普段から身に着けるとよいそうです。
厄年の人にはそういったデザインの物をプレゼントするのも良いかもしれませんね。
いかがだったでしょうか。
厄年って昔からある勝手に決められた良くないとされる年なのですが、
意識していないつもりでも、何か悪いことが起きると厄年のせいにしてしまい、
ちょっと気持ちが沈むこともあるかもしれません。
そうならないためにも、しっかり厄払いなどをして
厄年を前向きに乗り越えたらいいですね。