音次郎稲荷神社(おとじろういなりじんじゃ)- 福岡市

概要

福岡市西区の愛宕山に鎮座する神社です。愛宕神社のすぐ隣にありますが、少し分かりづらい場所ですので、ご存じない方もいらっしゃるかもしれません。なお、音次郎稲荷神社は愛宕神社とは、一切関係ありません。

由緒等


天地創元の神は天御中主大神次に高御産巣神次に神産巣日神と云う此の大祖三神より神代七代に降り七代目に伊邪那岐大神、伊邪那美大神御出現し此の神を(祖神)須佐之男大神を(父神)大市毘買神を(母神)となる宇迦魂神は稲荷大神であり日常現在万民の主食なる稲を初め穀物初発に功業あらせられた神である故に稲荷大神は穀物初発の神と云う、穀物初発の神は大気津毘買神(大宜津姫神)豊宇気毘買神(豊受姫神)保食神、大年神ともしょうせられる。又八百萬神の諸行事を司られた神で万民は穀物食生活の安定から家内安全を望み之に基き商売繁昌、交通安全、学業成就等の幸運を祈願し之に対応の神として全国各所に祀られ、当初では遠く江戸時代から音次郎、吉太郎、音吉郎、音平、松下の稲荷御一統を合祀されています。

御祭神

宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)

音次郎稲荷大神(おとじろういなりおおかみ)
吉太郎稲荷大神(きちたろういなりおおかみ)
音吉郎稲荷大神(おときちろういなりおおかみ)
音平稲荷大神(おとへいいなりおおかみ)
松下稲荷大神(まつしたいなりおおかみ)

御利益

商売繁盛
五穀豊穣
交通安全
家内安全
学業成就

境内の様子



鳥居が連なる参道を抜けて、本殿に向かいます。


拝殿、本殿になります。

御神木と奥の院です。

石碑には、音吉郎稲荷大神、吉太郎稲荷大神、音次郎稲荷大神、音平稲荷大神、松下稲荷大神とあります。江戸時代から祀られているようです。

境内社がいくつもあります。

神社へのアクセス

地下鉄をご利用の場合
室見駅 徒歩約10分

愛宕神社側から参拝する場合は、茶店の間の道を進むとすぐです。

住所
〒819-0015
福岡市西区愛宕2-6-12