春日神社(かすがじんじゃ)

春日神社(かすがじんじゃ)について

春日神社は福岡県春日市にある神社です。
768年と古くに創建され、また市名の由来となった神社で、
地元の多くの方に認知されています。

春日神社の歴史

中大兄皇子(なかのおおえのおうじ)が天児屋根命を祀ったことに始まると伝えられます。
その後、大宰府にいた藤原田麻呂が藤原家の祖神たる天児屋根命がこの地に祀られていることを知り、春日大社(奈良県奈良市にある神社)より武甕槌命経津主命姫大神を迎え祀って春日大明神として社殿が創建されました。
1586年に薩摩の島津勢の兵火に遭い、社殿や宝物、文書の一切を焼失してしまいます。
1698年に改築、また1996年に総改築を経て現在の姿になります。

見どころ

・春日の婿押し(むこおし)
春日の婿押し」は前年中に結婚した新郎新婦を祝福する行事です。
花婿を含む氏子たちが裸になり樽せりを行います。
樽でもみ合ううちに割られた樽の一片を手にした人がこれを神棚に供え、五穀豊穣と開運を祈願します。
1976年に県無形民族文化財に指定され、1996年に国指定重要無形民俗文化財へ指定されています。

・地鎮祭
建築工事や土木工事を始める前に、神へ土地を利用させてもらうことの許しを得るために行われます。

・4月第三日曜日 春籠の祭
・7月第三日曜日 夏籠の祭
・10月第三日曜日 秋季例大祭

御祭神

・天児屋根命(アマノコヤネノミコト)
・武甕槌命(タケミカヅチノミコト)
・経津主命(フツヌシノカミ)
・姫大神(ヒメオオカミ)

ご利益

・交通安全
・安産祈願
・厄除
・家内安全

警固神社へのアクセス

西鉄電車
・「春日原駅」から徒歩30分
・「春日原駅」からバスで10分

JR
・「春日駅」からバスで7分

住所
福岡県春日市春日1丁目110