風治八幡宮(ふうじはちまんぐう) – 北九州市

風治八幡宮は福岡県田川市魚町にある神社です。
五穀豊穣殖産工業厄除開運交通安全守護神などの祈願で多くの参拝者が訪れます。
また、福岡五大祭りの一つである川渡り神幸祭を執り行っている神社として周知されています。

風治八幡宮の歴史

風治八幡宮はかつては海津見神を祀る地主神でしたが、縁起によると「太古泥濘氾濫し、田野が開けず四辺が海浜に接していた頃、海より寄せ来た神があり、海津見神と名乗られた。田野が開けた頃里人はこの神を礎に御前の山頂に祀った」と祀られた経緯が記されています。
・861年(貞観三年)宇佐より八幡神を勧請。
・1431年(永享三年)長松寿院兵火により焼失。
・1615年(元和元年)国主細川氏による手永制度への改制により上野・金田・伊田・弓削田・猪膝・安宅・落合の七手永のうち伊田手永の手永大社と定めた。
・1688年(元禄元年)国主小笠原氏聖后御凱旋の神徳にちなみ風治の字を贈り、風治八幡宮と改称。

川渡り神幸祭

川渡り神幸祭は福岡県指定無形民俗文化財指定第一号であり、福岡五大祭りの一つに数えられます。
神輿山笠を担ぎ、威勢よく彦山川の川瀬を練り渡るところは大変豪快で迫力があるため、この日は多くの見物客で賑わいます。
当時の伊田村に疫病が流行した際、村の氏神である風治八幡宮にその終息を祈願し、成就のお礼として幟山笠を奉納されたことが起源とされています。

毎年5月第3土曜日とその翌日の日曜日に行われます。

主な年間行事

・歳旦祭
・成人祭
・どんど焼行事
・節分厄除大祭
・紀元節祭
・祈年祭
・例大祭 川渡り神幸祭
・夏越祭
・敬老祭
・宮日祭
・明治節祭
・七五三
・新嘗祭
・えびす大祭

御祭神

・應神天皇
・仲哀天皇
・神功皇后
・海津見神
・豊玉姫命
・玉依姫命

ご利益

・五穀豊穣
・合格祈願
・必勝祈願
・安産祈願
・家内安全
・厄祓い
など

甲宗八幡神社へのアクセス

国道201号線 伊田大橋交差点をトライアル側へ進み、新橋交差点を右折してすぐ

住所
〒825-0014  福岡県田川市魚町2番30号